
情報技術検定について学ぼう!
情報技術検定とは?
基礎的情報技術に関する、知識と技能が習得されているかを検定する事が目的である。受験資格は、高等学校在校生・卒業者および受検校が受検を認めた者である。(ウィキペディア引用)
どんな問題を解くの?
主に2進数・10進数・16進数の変換や計算。論理回路の問題(タイムチャートなど)や情報分野の暗記問題、タイムチャートにプログラムなどです。こう見るととっても難しいように見えますがタイムチャートを除けばほとんどは暗記ベースの問題でさほど難しくはありません。このページでは情報技術検定について詳しく学んで行きましょう!
目次
1. 10進数ってなに?
2. 2進数ってなに?
3. 2の補数ってなに?
4. 16進数ってなに?
5. 2進数・16進数の計算ってどうするの?
6. 論理回路とタイムチャートってなに?
7. フローチャートってなに?
10進数ってなに?
10進数とは普段皆さんが使う数字の数え方の事を指します。その為、言い方が違うだけで特段変わったところはありません。
2進数ってなに?
2進数とは「0」と「1」の組み合わせで数字を表現する表し方です。2進数とは我々が普段使っている数字(10進数)同様右から順に数をよんでいきますが、2進数のばあいその数字は1桁上がるごとに2のn乗ずつ上昇していきます。その為、「1001」という2進数があった場合は右から1・2・4・8のうち「1」になっている場所のみ数えるため1+8=9となり答えは9となります。
2の補数ってなに?
2の補数とは主に2進数でマイナスを表す際に用いられます。2の補数とは一番左の桁をマイナスかマイナスじゃないかの判別に使います。また2の補数は特殊な変換が必要なためその変換方法を学んでみましょう。
2の補数を普通の2進数に戻す方法
まず2の補数の数字の1と0を反転させます。その後一番右の数字を1に変えます。この時一番右の数字が変える前から1だった場合その数を0にしてその左の数字を1にします。もしその数字も1だった場合同様にその数字も0にして一つ左の数字を1にするというふうに、筆算の繰り上がりのようなことをします。すると2の補数を普通の2進数にすることが出来ます。
例)「1010」(2の補数)→「0101」(変換中)→「0110」(普通の2進数)=「6」(10進数)
16進数ってなに?
10進数 | 16進数 |
1 | 1 |
2 | 2 |
3 | 3 |
4 | 4 |
5 | 5 |
6 | 6 |
7 | 7 |
8 | 8 |
9 | 9 |
10 | A |
11 | B |
12 | C |
13 | D |
14 | E |
15 | F |
16進数とは0から9までの数字とAからFまでの英語を使って表す表し方です。16進数は2進数を経由することで簡単に変換することが出来ます。変換方法は、まず2進数を4桁づつに分けます。その後その分けた2進数を10進数に戻し図の数字と適応させて変化させます。すると16進数に変換することが出来ます。
例)「10011011」(2進数)→「1001 1011」(2進数)→「9 11」(各10進数)→「9B」(16進数)
2進数・16進数の計算ってどうするの?
ここからは2進数・16進数の計算についてですがじつはかくいう筆者も専用の方法は知りません。ではどうやって計算するのか?それはすべて10進数に変換して計算をしてしまうのです。これまでの記事では2進数・16進数を10進数に変換する方法は書いてきました。その為難しそうな計算も実は変換をするだけで小学生レベルの難易度になってしまうというのがこの方法の一番簡単な答えです。
論理回路とタイムチャートってなに?
理論式とタイムチャートとは、詳しくは電子技術にて習いますがその時にはもう遅いので軽く説明をすると、理論式というのは簡単に言うと計算式を図で表した様なものでタイムチャートはその動作をグラフ化させたものです。

参考:何となく作ってみたサイト/The logic labデータ置き場/論理回路って何ぞ?
この表は論理回路について分かりやすく書かれた表です。問題はこの回路記号で書かれた式と同じ動作をする計算式を選べなどが多いい印象です。またタイムチャートとは以下の様な表のことですが、正直とても教えるのが難しいので詳しい説明は情報技術検定3級を習うときに学ぶか、以下参考のサイトに分かりやすく書いてあるので参考にしてみてください。

フローチャートってなに?
フローチャートとは簡単に言うとプログラムを図にしてみた様なものです。様々な形を線で結んで組むことが出来ます。その為プログラム的な考え方が必要になります。以下にフローチャートにて使用する形についての表を記載します。

参考:フローチャートの描き方その1自動機の動きを表現しよう!
最後に
この記事では情報技術検定に出る問題について簡潔に解説をしました。実際に情報技術検定を受けて合格するためには膨大な量の過去問を解くのが一番ですがそのための基礎知識の一部を本サイトで賄えたらと思います。